作場平から将監峠

2025/12/2-3
古希を迎えテント山行はおしまいにしようと思っていたが、また山の中でテント泊がしたくなった。
30年くらい前にネット上で”亀足登山隊がいく”というHPをみつけた。
亀足隊長はその後大腿骨頭壊死を患い登山ができなくなったが
体調がやや回復したときにテントを担いで行くところとして選んだのが、将監小屋だった。
それを参考にして私も将監小屋の幕営地へ行ってみようと思った。
２００６年に竜喰谷を遡行したことがあるので、その時に将監小屋の近くまで行ったが、小屋へは行かなかった。
将監小屋へ行くには通常は三ノ瀬の民宿みはらしの駐車場を利用することが多いようだ。

千葉から三ノ瀬へ行くのは、中央道を八王子でおり青梅街道を行く方法と、
中央道を勝沼まで行ってから降り、青梅街道を戻る方法があるが、今回は勝沼から行くことにした。
自宅を８：３０頃でて、青梅街道を辿り林道一ノ瀬線の入口に着いたら、林道が路肩崩落のため通行止めになっていた。
以前笠取山へ登るときに作場平の駐車場を使ったので、作場平から三ノ瀬へ向かうことを考えた。
青梅街道を戻り、落合橋のたもとの一ノ瀬方面への林道へ入った。
途中で分岐部を間違え、未舗装道路をしばらく走ったが、間違えに気づいて戻り軌道修正した。
作場平の駐車場まで行くとその先はまた路肩崩落のため通行止めになっていた。
作場平経由で三ノ瀬まで車で行けると思っていたが、この区間の林道は２か所通行止めの区間があるようだった。

	作場平に車を置き、三ノ瀬まで歩くことにした。 １３時頃歩き始めた。
	作場平横の通行止め標識。
	三ノ瀬までは平坦ではなく、上り下りがある。 中川橋からの下りが長かったので、 帰りは長い登りになるなと思った。 帰宅後に地形図上で作場平から三ノ瀬の登山口までの距離を 計測すると3.2kmであった。
	１４時頃三ノ瀬に着いた。 人気がなかった。
	三ノ瀬の登山口。 将監小屋まではジムニーだったら通っていける林道だ。
	将監小屋までは450ｍ程の登りがある。
	1470の分岐部 右側の林道へ進む。
	平坦な林道に見えるが、起伏がある。
	カラマツを植林してあるそうだ。
	さわの向こうの道が登っているのが見える。 現場では凄く急坂に見えた。
	日が傾いてきた。
	月が出てきた。 中央やや上の白い点
	将監小屋に着いた。 16：30頃だった。
	水はどんどん流れていた。 幕営地にもテントは一つもなく誰もいなかった。 夕食はペヤングソース焼きそばとコンビーフ。 ウィスキーを少し飲んだ。 夜は月も星も出ていて明るかった。
	バイオトイレは夜中まで電気がついた。 大便の方の個室も確認したが緑のランプが付いていた。 使用後は緑のランプの下の赤いボタンを押す様に書いてあった。 ところが朝は曇っていて0太陽光発電の蓄電量が足りなっくなったためか 使えなくなっていた。 朝食は賞味期限が半年過ぎていたまるちゃん鴨だしそばを食べた。 テント場のまわりは人間の大便などなくきれいだった。 バイオトイレが使えないので、携帯トイレに回収した。 テント場には熊と思われる動物の糞が３〜４箇所ころがっていた。
	竜喰山くらいは登ろうと思っていたが、 三ノ瀬に降りても１時間くらい歩かなければならないので 将監峠だけ確認しておくことにした。
	テント場に戻り、8：30下山開始。
	10：20三ノ瀬におりた。 集落には誰もいないと思っていたが、 みはらし荘のおばあさんと子犬が道端にいた。 おばあさんは「車があれば送って行ってあげられるんだが・・」 と言っていた。 作場平までの歩きは予想通り疲れた。 途中に東京都水道局の水源管理の車と人、 道路工事の車と人に会った 。 11：30頃作場平に到着した。 私の車以外に２台停まっていた。 笠取山方面へ行っているのだろうと思った。 帰りは塩山のすきやで牛丼を食べた。