奥多摩・鷹ノ巣山1736.6ｍ

2025/1/16

	鷹ノ巣山は奥多摩の山だが、”ノ”が入らない鷹巣山は他県に複数ある。 昨年茂窪谷を遡行したときに、稜線の高丸山まで登れなかったので、 その並びにある鷹ノ巣山へ登ってみることにした。 登山口まで車で入っていける。 登山口は標高940ｍで頂上は1736ｍ、標高差はほぼ800ｍだ。 1570ｍのところにきれいな避難小屋がある。
	千葉の自宅を朝4：30に出発して、登山口7：15頃到着した。 途中で林道を歩いていた女性を追い抜いた。 峰谷のバス停からあるいていたのだろう。 歩くペースが速そうだったので、登山道の途中で追い抜かれるだろうと思った。 ネット上では登山口ちかくに駐車スペースがあると書かれているが 駐車スペースというほどの所ではなく、道幅がひろくなっているだけのところだ。 ４〜５台くらい停められそうだ。
	周りの山々を見渡しても雪は全くないので、ピッケルは車に残して、 チェーンスパイクだけ持っていくことにした。 7：30頃出発した。 写真は車を止めたところから少し上にある登山口を眺めたところで 右側に看板があり、左のコンクリートで固められた法面の淵を登っていく。
	はじめはトラバース気味に登っていき、稜線にでたところで登山道は右に曲がるが そこに鳥居がある。 ここから少し行ったところで、林道で追い抜いた女性に追い抜かれた。 予想よりも早い時期だった。速いペースで登って行った。 恐らく石尾根縦走路で他の登山口へ降りるのだろう。 わたしは他人のペースは気にせずのんびり登って行った。
	つづら折りの道をのぼるところもあるが、傾斜の緩いところは稜線上をまっすぐ登っていく。
	頂上方面は林にさえぎられて綺麗な写真は撮れなかった。
	主稜線に近くなるとトラバース道になる。
	写真では分かりにくいが主稜線に建つ小屋が見えてきた。
	10：15　1570ｍ 2：45で小屋に着いた。 登山口からの標高差は630ｍで、コースタイムは1：45になっている。 １時間300ｍよりも速いペースで計算されている。 わたしはゆっくりだが１時間200ｍよりは少し速いペースだった。 鷹ノ巣山避難小屋は綺麗なログハウスで、外にベンチがあり、トイレもある。 小屋の中は明るかったが、温度計はマイナス３℃を示していた。 おにぎりを一つ食べて頂上へ向かった。
	頂上への稜線上の道 風が冷たくて、ヤッケのフードを被った。
	雪はほとんどなかったが、数日前に降ったのか、わずかにあった。
11：00頂上に着いた。小屋からのコースタイムは４０分なので、ほぼコースタイムどおりだ。雲は少なく見晴らしは良かったが、風が冷たかった。
	富士山が雲の上に頭を出していたが、写真では分かりにくい。
	避難小屋に戻って一休みし、11：30頃下山開始した。 下山途中で恐らくシイタケの栽培と思われるところが良く見えた。 登りでも見えるのだが、下山時に上から見たほうが全貌が良く見える。 近くまでモノレールが敷設されているので、それを使って大規模な作業をしているのだろうと思った。 猿が大勢いた。 途中で登ってくる登山者1人に会った。 13：00ころ車に戻った。